天覧競馬
「エンペラーズカップ100年記念」(1905年の帝室御賞典からの100年を記念)と題された2005年の第132回競走において明治天皇による1899年の行幸以来106年ぶりとなる今上天皇、皇后の天覧競馬が実現した。
これに伴い当日の東京競馬場の競走数を当初予定の12から11に減らし、本競走を第10競走として施行。競走前に天皇、皇后は場内の競馬博物館で「エンペラーズカップ100年記念 栄光の天皇賞展」を鑑賞した。競走後には勝利騎手の松永幹夫が貴賓席に対して馬上から最敬礼を行う場面が見られた。
前年の2004年に日本中央競馬会創設50周年記念競走として施行された第130回競走において天覧競馬が予定されていたが同年10月23日に発生した新潟県中越地震の被害を考慮して取り止めとなった経緯があり、2年越しの実現となった。
今上天皇・皇后は皇太子・皇太子妃時代の1987年にも、天皇賞施行50周年を記念して行われた第96回競走(優勝馬:ニッポーテイオー)を観覧している。